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中国語・ロシア語・英語の注文リスト:一行ずつ正しく読む
中国語の「斤」は半キロ、ロシア語の「шт.」は個数、英語の CRT はケース。多言語リストを読むときによくある間違いと、その防ぎ方をまとめました。

担当海域を通過する船や寄港する船の乗組員はさまざまな国から来ており、注文リストも多くの言語で書かれます。最も多いのは英語ですが、中国語、ロシア語、日本語、アラビア語など、多くの言語のリストが届くのは普通のことです。形式もさまざまで、船舶管理ソフトから出力した Excel、スキャンした PDF、スマートフォンで撮った写真、メール本文に書かれた数行などがあります。
この記事では、多言語のリストを読むときによくある間違いと、その防ぎ方を紹介します。
単位:最も高くつく間違い
商品名の読み間違いはたいてい気づかれますが、単位の読み間違いは見積もりの合計を静かに狂わせます。下の表は、リストでよく見かける単位をまとめたものです。
| 言語 | 表記 | 意味 |
|---|---|---|
| 英語 | KGS, PCS, PCK / PKT, CTN, CRT, BTL, TIN, JAR, LTR | キログラム、個、パック、カートン、ケース、瓶、缶、ジャー、リットル |
| 中国語 | 公斤, 斤, 克, 升, 个, 包, 箱, 瓶, 袋, 罐 | キログラム、半キロ、グラム、リットル、個、パック、箱、瓶、袋、缶 |
| ロシア語 | кг, г, л, шт., уп., кор., бут., бан., пач. | キログラム、グラム、リットル、個、包装、箱、瓶、ジャー、パック |
| 日本語 | kg, 個, 本, 箱, 袋, 缶, ケース | キログラム、個、瓶や細長い物、箱、袋、缶、ケース |
特に注意が必要な落とし穴が二つあります。
- 中国語の「斤」は半キログラムです。 「大米 20斤」は米 20 kg ではなく 10 kg です。同じリストに「公斤」(キログラム)が併用されることもあります。
- 日本語の「本」 は瓶、ペン、ロールなど細長い物を数えます。「醤油 1L × 12本」は醤油12本です。
梱包と数量が同じ行に
一つの行に数量と梱包の両方が書かれることがあります。「Eggs 30 pcs/tray × 20」「大米 25公斤/袋 × 4」「Молоко 1 л × 12 шт.」。この場合、どの単位で見積もるのかをはっきりさせる必要があります。20トレーなのか、卵600個なのか。曖昧なら、推測するより注記で印を付けるほうが確実です。船長や司厨長は一行の質問にすぐ答えてくれますが、単位を誤った見積もりは信頼を損ないます。
商品名:ブランド、種類、現地名
船は同じ商品を違う名前で書くことがあります。「Lipton Yellow Label」「立顿黄牌红茶」「чай Липтон」は同じ紅茶です。ブランドをはっきり指定するリストもあれば、「rice long grain」や「长粒大米」のように種類だけを書くリストもあります。指定のブランドが在庫になければ、代わりに提案する商品を見積もりに明記するのが良い方法です。
IMPA コード
商品を IMPA コードで示すリストもあります。コードは照合を楽にしますが、すべてのリストに含まれるわけではなく、常に正しく書かれているとも限りません。商品名やサイズと一緒にコードを確認するのが最も確実です。船から届いたコードを自社カタログの商品にひも付けて保存すれば、同じコードは次のリストですぐに認識されます。
カタログとの照合
読み取った各行は、最終的に自社カタログの商品に結び付ける必要があります。ここで役立つのが三つのルールです。
- 似ていることではなく、完全一致を信頼する。 名前とサイズが完全に一致すれば照合は確実です。似ているだけなら、その行は確認すべきです。
- 修正を保存する。 手作業で行を正しい商品に結び付けたら、その結び付きを別名として保存し、同じ書き方が次から自動で認識されるようにします。
- リストではなく、不確かな行を保留する。 40行の見積もりが、不確かな2行のために丸ごと待たされるべきではありません。
パネルは二言語、書類は一言語
多言語のリストを扱うときには、二つの異なるニーズがあります。見積もりを作るチームは各行を自分の言語で読みたい一方、船は見積もりを自分の言語で見たいのです。そのため Shiporax のパネルは各行の訳を大きく、原文をその下に小さく表示し(パイロット期間中はトルコ語訳)、船に送る見積書は船の言語で作成します。
チェックリスト
- 商品名より先に単位を確認する。特に「斤」「本」と梱包付きの行。
- 数量と梱包が同じ行にあれば、見積もりの単位を明確にする。
- ブランドの指定があればそれを、なければ提案する商品を明記する。
- IMPA コードは商品名とサイズと一緒に確認する。
- 手作業で修正した照合はすべて保存する。
- 見積もりはリストと同じ言語で送る。
よくある質問
IMPA コードのないリストはどう照合しますか?
商品名、サイズ、単位から自社カタログの商品に照合します。確認した照合を別名として保存しておけば、同じ書き方は次のリストで自動的に認識されます。
見積もりは何語で送るべきですか?
リストと同じ言語で送ると判断が速くなります。書類の見出しや説明は船の言語で、商品の行は船が書いた表記のまま残します。

